Go! Go! 茶藝502

湯島つる瀬のわらび餅

いつも愛用している湯島の和菓子屋の「つる瀬」で、わらび餅を買った。「つる瀬」はわらび餅も人気らしい。
可愛らしいまるい折の入って売っている。黒蜜をつけてもらってかけて食べたらこれまた美味しい。

湯島のつる瀬の葛桜

会社の帰りに湯島で下車して、交差点のつる瀬で葛桜を買った。
さっそく家で、先日買った大沼道行のポットで焙じ茶を煎れて一服。つる瀬の葛桜は小振りでかっちりした感じが気に入っている。ここのあんこはあまり甘くない。けど小豆と上品な砂糖の味がちゃんとする。
湯呑みと菓子皿は後藤義国の器。
つる瀬は水ようかんもうまい。夏のお楽しみだ。

宇治の中村藤吉本店

先日の３連休京都に行ってきました。
京都はまだ梅雨が明けていなくて、毎日雨が降って、その上蒸し暑い。およそ旅行には適さない天候でしたが、久々の旅なのではりきって色々見て、食って、それなりに楽しんできました。

今回は久々に宇治に行きました。宇治と言えばお茶ということで、まず訪ねたのはお茶の老舗の中村藤吉本店。あのサントリーの伊右衛門のコマーシャルそっくりの入り口をくぐって、土間から風情ある中庭を抜けると、いい感じのカフェ（喫茶室）がありました。
たいして待つこともなくテーブルに案内されて、さっそくランチの冷たい茶そばのセットを注文。ここにもデザートがつきますが、やっぱりここまできたら本物を‥‥。

できました！　これが話題の手作り生茶ゼリィか！　凍らした竹の器に盛り付けてあるのは、抹茶の味がとても濃い粘り腰の抹茶ゼリィ、白玉、小豆、抹茶アイス。どれも味がしっかりしていて美味しいです。これば７２０円也は東京の感覚だと安いなあ。
他にも、葛きりとか抹茶のわらびもちとか美味しそうなメニューがありましたが、今回はあきらめました。また次回ということで。

浅草アンジェラスのサバリン

雷門のケーキ屋といえば、今から２０年くらい前はミカワヤ、ナガシマ、そしてアンジェラスの３店が私のお気に入りだった。しかし次々と閉店してしまって、今に残っているのはここアンジェラスのみ。
アンジェラスは雷門のオレンジ通りに面している。昔ながら重厚な佇まいの喫茶店で、黒々としたインテリアと、1階、中２階、２階と複雑な構造がちょっと普通じゃない雰囲気を醸し出す。
ここのケーキはみな懐かしい大きさとフォルム、そして子供の頃大好きだった、ふかふかしたカステラと、ねっとりした生クリームの食感が楽しめる。なかでもサバリンがいい。気取ったサバランではない。いかにもパンをくりぬいてクリームを詰め、甘い洋酒にたっぷり浸してある。買って帰る時、店員に「たっぷりお酒が入っているから、まっすぐに持って歩いてくださいね」と注意される。
私にとってはケーキ以上のケーキなのだ。

デメルのチョコレートケーキ

噂には聞いていたデメルのチョコレートケーキ。濃くて、美味くて、そして高い。風格さえ漂わせる堂々たるスタイル、ハプスブルク家の紋章も眩しい。前から一度食べてみたかったが今回やっと実現、めでたく実食とあいなった。たしかに夢のように美味しいがこの手の高級なお菓子にしてはずいぶんサイズが大きいと感じる。つまり一人で１個を食べるには少々トゥーマッチかと。あれが全部ハイクオリティな生チョコだと思うと食べきるのが怖くなったというのが本心であります。

湯島のつる瀬のうぐいす餅

本日のおうち茶藝はうぐいす餅と玄米緑茶。近頃は春めいて来たせいでうぐいす餅をよく食べる。

本日のうぐいす餅は湯島天神下交差点にある甘味処「つる瀬」のうぐいす餅と黄身しぐれ。お茶は私のお気に入り神楽坂楽山の玄米緑茶をいただく。
つる瀬といえば人気のお菓子はふく梅だろうが、あいにくの売り切れ。あとここは見たらし団子が美味しい。これもすぐに売り切れてしまうようで、最後の一本をゲットした。
器はうぐいす餅をのせたお皿が、最近ヘビーローテーションの後藤義国で、ポットと茶碗は原田晴子。

ル・フールのチョコでお茶

もう、バレンタインからは１週間以上たったけど、今日はチョコでお茶を楽しんだ。チョコは私の身内でもあり、お気に入りの群馬県桐生市にあるバティスリー　ル・フールのオリジナルチョコレート。もちろん全部手作りでその上、地方でおおらかということだろうか、いい材料をたっぷり使用しているので、とても美味しい。と私は思っている。まあ、自分の好みにぴったりと言うことだが。
なかでも小さなガトーショコラと生チョコは味が濃くて美味かった。
今度はこの生チョコでシングルモルト．ウイスキーでもやることにしよう。

外は雪だが桜餅は美味い

本日は夕方から雪が降った。とてもとても寒い。しかし近所の和菓子の老舗、雷門の「龍昇亭西むら」では、春の訪れを感じさせる『うぐいす餅』と『桜餅』が店に並んでいた。さっそく買って帰ってお茶にした。
「龍昇亭西むら」の和菓子はあんこが美味い。小豆の香りがしっかりして、甘さがほどよい。店で買って１０分後にはもう口に入っていた。いつも思うのだが、和菓子はなるべく買ってすぐ食べるのが美味い。せっかく買ったのだからと大切にちびちび食べていてはいけない。ちょっとだけ買って、すぐに食べる。そして食べたくなったらまた買おう。
これをなるべく心がけたいものだ。お皿とカップは先日手に入れた後藤義国の器を使ってみた。いつもより一層美味しいような気もした。

雷門「梅林堂」の豆菓子

本日２月３日は節分。というわけで久しぶりに豆を食べたくなって、昨日雷門の豆菓子屋「豆舗　梅林堂」に立ち寄った。買ったのは南京豆を白砂糖でくるんだ『砂糖落花』とやはり南京豆を胡麻や海苔の生地で包んだ『小判豆』。酒のつまみというよりも菓子だ。太りそうだが美味しいから新しい内にすぐ食べ終わってしまう。だからこの２種類は美味しい想い出だけが残り、またアンコールしてしまう。

酒のつまみとして選ぶなら、『塩豆』『グリーンピース』『かた豆』とかが美味しいんだが、今回は甘い豆が食べたかった。お茶には甘い豆というわけだ。

神楽坂「MUGIMARU」のまんじゅう

本日、梅雨入り後とは思えない酷暑のなか神楽坂へ出撃。そばで昼食の後ぶらぶらと歩いて、裏通りの民家風のカフェ「MUGIMARU」へ行ってみた。ここは手作りの素朴なおまんじゅうが有名で、あまりに混んでいて買えない事さえある。

本日はあまりの暑さのせいか、前にお客がひとり買っていただけで、すんなりご購入とあいなった。よもぎとごま、黒糖、サツマイモ、餡とチーズの４個を買って、熱々を頬張る。とても旨い。暑い日でも饅頭は熱々の方が旨い。これが真理というものだ。

・店名 ： MUGIMARU（むぎまる）
・住所 ： 東京都新宿区神楽坂5-20
・TEL ： 03-5228-6393
 ・営業時間 ： 12:00-21:00