川島秀明は私が現代アートのコレクションを始めたきっかけになった作家。彼の描く人物に見つめられると本当に心が平静になる。男なのか女なのか性別も定かでなくて、また時として目だけしか描かれていない人物像を5年くらいかけて少しずつ我が家のコレクションに加えている。
この「bodhisativa」は昨年の12月に小山登美夫ギャラリーで出会って、一目で気に入った作品。しかしサイズもけっこう大きい(91cm×72.2cm)、したがって値段もなかなか。だがどうしても諦めきれなくて購入を決意した。実際にリビングに架けると家の雰囲気が変わるくらい存在感のある作品である。
作家の川島さん曰く、「bodhisativa」はインドに旅行に行って直後に描いた作品で特別に思い入れがあるとのこと。益々この作品が気に入った。これだから、コレクションはやめられない。
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