銀座の裏通り、和光並木館の壁面オブジェが気になっている。丸い時計の文字盤から不思議なまるっこいおじさん(おばさん?)が数人飛び出している。そのおじさんの姿かたちが江戸川乱歩に見えてしょうがない。たぶん違うのだが、僕には乱歩に見えるのだからしょうがない。
このオブジェの作家は現代アーティストの菱山裕子という人らしい。このユーモアたっぷりのキャラクターは一目でそれとわかる強烈な個性だ。なんでもアルミメッシュという素材で作る人物像だそうで、彼女の作品は世界中いたるところにあるようだ。
でも、乱歩に見えるなあ。
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