「千葉屋」か? 「興伸」か? 浅草で大学芋を買うならどっちがいい?
これは悩むわけである。買うこと自体に意義を求める求道者には「千葉屋」だろうな。行っても売り切れかもしれない。そんな時は店の前で並びながら、中の作業場(?)で芋を切るところから、揚げて、蜜にからませるまでの製造工程をじっと、見学するはめになる。でも、「この美味そうなやつを俺はもうじき自分のものにできるのだ」と、快い期待感と緊張でどきどきしてくる。
一方、「興伸」は浅草にいくつもきれいな店舗を持っていて、まるでケーキでも買うように気軽にいつでも買うことができる。そして「大学芋」が芋違いで2種類、スイートポテトや羊羹のようなものまでバラエティに富んだ品揃えだ。また、以前住んでいた台東区駒形が発祥ということで、いわばご町内の親近感がある。
味はどちらも俺が保証しよう。とても美味い。もちろん茶藝のお茶請けにも相性がとてもよろしい。また今週もきっと買ってしまうかも。
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