今、浅草寺の境内では『平成中村座』が仮設されている。
中村勘三郎率いる『平成中村座』は、2000年に浅草隅田川河畔に仮設の劇場を建設し旗揚げされたものだが、このたび浅草の観音様の境内に登場した、というか帰って来た。
仮設劇場とはいえ写真のような堂々たる佇まいでそびえている。両国の「江戸東京博物館」には、江戸時代の芝居小屋のミニチュアが展示してあるが、『平成中村座』はまさしくそれが再現されたようで、なかなかいい雰囲気だ。
公演は10月、11月と2ヶ月で、10月(2日初日~26日)は歌舞伎の古典の名作『仮名手本忠臣蔵』。出演は中村勘三郎のほか、平成中村座初出演となる片岡仁左
衛門、中村橋之助、片岡孝太郎、中村勘太郎、中村七之助、坂東新悟、片岡亀蔵、坂東彌十郎など。
そして、11月は『法界坊』とのこと。
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