本日は小雨。浅草オレンジ通りに歩いてさしかかると時ならぬ太鼓の音と大行列にぶつかった。真っ白な幟旗を先頭に法被姿の男達が何やら巨大で長い物をかついで練り歩いている。幟旗には「奉納 浅草寺大草鞋 山形県村山市奉賛会」とある。これは観音様の仁王門(宝蔵門)の裏側にかけられている大草鞋の新品が、今届いたということらしい。この大草鞋は仁王様の履物と小さい時から浅草の子供達は大人に教えられて来た。実際には仁王様が履くにしてはあまりにも大きいように思われるが、そんなことは大した問題ではない。
浅草寺のホームページによると、この仁王門の大草鞋は、片方だけの大きさが長さ4.5m、巾1.5m、重さ400kgということ。現在のわらじは平成10年に奉納された。と書いてあるので、恒例行事として10年に一度、新しい草鞋に架け替えられるということなのだろう。
10年前の架け替えの時には、そんなニュースはちっとも知らなかった。今回も別に大々的に予告あったようでもなかったから、今日は本当にいいタイミングで遭遇したものだ。
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