「怪人二十面相」の冒頭の部分、私は何度読んでもわくわくしてしまう。
(以下、引用)
その頃、東京中の町という町、家という家では、二人以上の人が顔を合わせれさえすれば、まるでお天気の挨拶でもするように、怪人「二十面相」の噂をしていました。
「二十面相」というのは、毎日毎日新聞記事を賑わしている、不思議な盗賊の渾名です。その賊は二十の全く違った顔を持っているといわれていました。
乱歩が現在でも日本人に愛されてやまないのは、この作品があったからかもしれないです。とにかく魅力的ですね。怪人二十面相が変装した人の記録とか、盗んだお宝の目録とか、いつか作ってみたいなあと思っています。
ご主人、はじめまして。
乱歩で育ち乱歩に死ねれば本望のmekeと申します。
二十面相の冒頭、私も大好きです~!!
ドロドロわくわくした世界がこの一文からどーんと広がってゆくのですよね♪
当時リアルタイムで読んでた少年少女はさぞかし鳥肌たてて読み耽っていたであろう・・・と羨ましくなっちゃいます(*^^*)
なんといってもあの挿絵!!
見開きの黄金仮面に背表紙の小林少年・・・
ポプラ社シリーズが最初の出会いでしたが、最近すっかり装丁が変わってしまったのが残念です(;;)
まああのやけにリアルでレトロな絵柄じゃ今の子供は寄り付かないかも・・・??しれませんが。
「陰獣」滝川クリステルですか(^^;)
私はコレを高校時代のクラスメイト(♂)に「オススメの本」として貸す、という今考えると何とも怖いことやっちまいました=3
また遊びに伺います。
宜しくお願いいたします♪
投稿情報: meke | 2005-07-12 05:37