日月潭から車で3時間かけて台北へ移動。まず1軒目は今回初めて訪ねる泰順街のおしゃれな茶藝館「広生食品行」という店。場所は永康街にも台北師範大学にも近いといういわゆる若者の街で、なおかつオーナーがアンティーク雑貨の店を営んでいるということで、店内はレトロでセンスがよろしい。
私が通されたスペースは奥まったサロン風のソファテーブルで、ツインピークス的な真っ赤な壁に蒋介石親子の軍服姿の絵が架けられている。そこで俺は凍頂ジャスミン茶と千日紅仙桃という工芸茶、それとこの店の人気メニューらしい饅頭を注文した。
面白いのは店内を犬と猫が歩いていること。犬も猫もいかにもこの店にぴったりの風貌している。その上、たいへんおとなしい。ちょっとかまっても全然知らんぷりである。帰りに店員に永康街までの歩いて行き方を聞いたところ、素晴らしく丁寧は地図を書いて説明してくれた。これでまたすっかりいい気分になってしまった。
台湾茶藝館巡りはまだまだ続く。
コメント