私が大好きな現代アート作家の川島秀明さんの作品が『版画芸術 131号』に掲載されていました。アマゾンで注文しましたが、なかなか到着せず、ようやく見ました。
作品は3点、版画が2点とペイントが1点。ペイントの「up」は私が現在所有しているもの。印刷物になっているのを見たのは初めて(?!)で、アクリルケース越しに見るよりも鮮明です。結構感動してます。作品と一緒に1ページのインタビュー記事も載っていて、川島さん自身の語りによる、タブローと版画の制作にあたってのテクニックや取り組む気持ちの違い、作品を作って行くリアルな過程が垣間見えて面白かったです。
そこに略歴も出ていたので、この際ですから転記して紹介します。
川島秀明
1969年愛知県に生まれる。91年東京造形大学絵画科卒業。2001年モーニング・グローリー(小山登美夫ギャラリー・佐賀町)。03年個展「シャドウ・モンク」(Project Room/Tomio Koyama Gallery・新川)。04年The Japanese Experience Inevitable(ザルツブルグ近代美術館・オーストリア)、Fiction. Love(台北當代藝術館・台北)、Young Artists from China, Japan, and Korea(ソウル国立現代美術館・韓国)、FUNNY CUTS(シュターツギャラリー・シュツットガルト・ドイツ)。05年個展「mutabillity」(小山登美夫ギャラリー・新川)、リトルボーイ(ジャパン・ソサエティ・ニューヨーク)
(以上、『版画芸術』より)
今年は国内の幾つかの美術館に出品するとのこと。楽しみです。また情報が入りましたらブログでご案内します。
お久しぶりです。早く乱歩帳さんのお持ちの川島さんの作品が見たいです。
投稿情報: ram808jp | 2006-03-21 12:57
????乱歩帳さん何点位所有しているのか興味あります。
投稿情報: ram808jp | 2006-03-21 16:27
ram808jpさん
コメント感謝です。
そうなんです。「up」買ってしまいました。
清澄のギャラリーがオープンしたときにちょうどタイミングよく、新作が到着したんです。
今度ブログに写真をアップしようと思っていますが、どうせ写真が旨く取れないので、『版画芸術』131号の方がきれいだと思います。
これで、川島作品は4点となりました。
初めて購入したときはまだまだお安かったのですが、最近では評価も上がっているので、大きな作品はなかなか買えません。
それに海外からたくさん新作の引き合いが来ているそうで、もう手に入れるチャンスも少なくなってきてますね。
でも、今後も応援します。
それではまた、今後ともよろしくお願いします。
投稿情報: 乱歩帳 | 2006-03-22 14:37
価格が上がるのは前回の個展でわかったいたので、夏ごろからプッシュしていましたが、リトルボーイ以降海外の異常な人気になったようで、初版画が完売に近いところまでなったようです。なので、オープン時も前回買った人は販売出来ないと言われてしまいました。だから、版画を買った訳です。自分も次回の個展で価格と運(縁)でラストだと思っています。お金もないんで、運(縁)の方がメインですが。という訳で、自分は、前回のSOAKの版画を合わせて4点ですね。絵購入を始めて3年になろうとしていますが、川島さんの絵で、この業界の仕組み(動き)がなんとなくわかってきたので、失敗もありますが日々挑戦です。
投稿情報: ram808jp | 2006-03-23 18:51
ram808jpさん
コメントありがとうございます。
川島さんはもう大作を手に入れられるレベルではなくなっているんでしょうかね。うれしいですがちょっとさびしい。
今は桑久保徹さんとか新しい人にも注目しているのですが、やっぱり川島ファンなもので自然と目が追っています。
私も ram808jpさんのように足しげくギャラリーに通うようにして、新しい発見に出会いたいと思っています。
今後ともよろしくお願いします。
投稿情報: 乱歩帳 | 2006-03-24 10:36