「ほぼ日刊イトイ新聞」に現在、「おじさん少年探偵団、江戸川乱歩の家をゆく。」という企画が連載中である。おじさんとは敬愛する鈴木慶一である。これはムーンライダーズと江戸川乱歩の両方のフリークを自認する私にとって事件なのだ。だからといって(なんか日本語的に変?)、別に隠れて一人で楽しんでいたわけではない。書こう書こうと思いながら、本日に至る。という次第。
本日、「ほぼ日」にいってみたら、もう「その6」だ。まさに本日更新されたらしい。どうやら今回が最終回のような雰囲気だ。
「ほぼ日」のページにあるイントロダクションには、こんなことが書かれている。なんだか偶然で慶一さんは、乱歩さんのひ孫と知り合いになったということらしい。
(以下、得意の引用)
ひょんなことから、江戸川乱歩の曾孫、
という青年と知り合いになりました。
すこし前まで、ひいおじいちゃんが暮らした家に
住んでいたという彼は、
「蔵がありましてね、暗くて、いやだったんですよ‥‥」
とおっしゃるのですが、その蔵って、もしかして、
「幻影城」と呼ばれていたあの蔵ですか?!
「ハイ、そのようです」
あわわわわ、その蔵、ぼくらにも見せてください!
というお願いを快諾してくださり、
住んでいた家に招いてくださることになりました。
乱歩ファンの鈴木慶一さんを団長に、
写真家の菅原一剛さんがカメラを手に探検します。
案内は、その青年の父上、つまり「乱歩の孫」である
平井憲太郎さんです。
夏休みの、おじさん少年探偵団のちいさな冒険、
いっしょにおたのしみください
(以上、「ほぼ日刊イトイ新聞」より引用)
ということで、「その1」で旧乱歩邸の応接間に行き、「その2」で物置と2階を探検、「その3」でいよいよ『幻影城』と呼ばれる土蔵へ潜入する。圧巻は「その4」土蔵の1階を探索するのだが、そこには乱歩の少年物がぎっしり。慶一さんは感動のあまり床に座り込んでしまいます。そして少年物の棚を何やら探し始めて、発見したのが『黄金豹』の一冊。その本の見返しを開いてみると、なんと鈴木慶一とムーンライダーズのデビューアルバム『火の玉ボーイ』のジャケットイラスト。今まで全然知らなかったこの事実。それがこの写真。「ほぼ日刊イトイ新聞」からの無断掲載です。怒られたらすぐ削除します。
でも、感動したなあ。久しぶりにいいものを見せてもらった。
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