昨日の日曜日、彫刻家長江眞弥の絵画作品の展覧会に行ってきた。
場所は銀座1丁目の「ギャラリー403」。中央通りからちょっと裏に入った、奥野ビルというギャラリーが多く集まる古いビルの一室。
オープン初日ということで、作家の長江さんも来ていて色々作品を案内してくれた。
作品は油彩、水彩、ペンなど色々で、今回は小さな作品が中心。小さいだけに彫刻のフォルムになる前のインスピレーションの塊のような絵画や、野外でのスケッチといった機動性をいかした絵画に仕上がっているように感じた。
また展示されている絵画はすべて額装されている。額は今回の絵画展をプロデュースした奥様がセレクトしたとのことで、なるほどと思うマッチングが楽しい。長江さんも額に入れてみて、意外にこういう見方もあるな。と、新しい発見になったといっていた。
もののかたちを極限まで追求するのは彫刻で日常的にやっているから、絵を描く時は、好きな色を素直に表現するとか、柔らかくてさわれないものを壊れないうちに人に伝えるとか、いつもとは違う何か特別なことがやりたいんだろうな。
そのあたりが、画家の絵とはモチベーションが違うのかななどと思いながら見ていたけど、本当のところはどうなんだろうか?
ただ、会場でひときわ鮮やかだったこの花の絵を見たとき、彫刻家だって花の美しさは素直に絵に描きたいだろうな。などひとり納得したわけで。
開催は1月17日(日)~1月27日(水)まで。長江さんの彫刻を知らない人も是非行ってみることをオススメします。
行くと必ず欲しくなりますよ。プライスもサイズの手ごろだから、じっとしていられなくなりますよ。
長江眞弥展
2010年1月17日(日)~27日(水)
open 11:30~18:30(最終日は17:00迄)
ギャラリー403
東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル4階
TEL&FAX 03-3535-5733
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