Go! Go! 茶藝502

後藤義国さん新作展

先週の金曜日からいつもの吾妻橋「土庵」で後藤義国の新作展が開催中。

後藤さんといえば行かない訳にはいかない我が家は、初日に土庵へ。
新作もやはり、白い粉引きにしのぎの端正なストライプというお馴染みの器だが、今回は幾分光沢があっていつにも増して美しいように思う。

という訳で、またまた大小たくさん買ってしまった。
これらが我が家のどこに収納できるのか、ちょっと心配だ。

「十二六」という名のどぶろく

今週、人形町の小山酒店で注文していた人気のどぶろく「十二六」が入荷したという連絡をもらってさっそく会社帰りに直行、無事入手。そしてついに本日開封とあいなった。
買った時の状態はいかにも作り立てほやほやという感じ、瓶の中がブクブクと泡立っている。「十二六」様ご本体と一緒に渡された説明書（！）には、まるで危険物を買ったかのように、取り扱い上の注意がびっしりと細かく書かれている。曰く要冷蔵５℃以下、噴きこぼれ注意、早く呑め。暖かい電車では持ち運びするな。などなど‥‥
なんかスゴい物を手に入れてしまったなあ。
そしてお味はというと、美味いです！　見た目よりもずっとさっぱりしている。すっきりと甘く、ほのかに酸味がある。切れもいい。アルコール分は６％。後を惹くいい飲み口だ。減るのが惜しい酒だと思ったが、また注意書きには製造日より２０日以内にお召し上がりください。甘みが少しずつ減り、酸味を強く感じる様になります。と、ありますな。
はいはい、すぐ呑んじゃいます。

川島秀明と桑久保徹のアートパンフ

本日、小山登美夫ギャラリーから川島秀明と桑久保徹の個展のパンフレットが届いた。川島さんは昨年５月、桑久保さんは昨年７月に同じく小山登美夫ギャラリーで開催された個展の作品を紹介するパンフレットだ。
同じ装丁のパンフレットだが、作品がつくる世界が全く異なるため、パンフの手触りまでが違う気がする。
川島さんのパンフの見所は中程のページで続く、作品どアップ。あの大きな眼が至近距離からこちらを睨む。スゴい。
一方、桑久保さんは几帳面な絵の具の盛り上がりのタッチまで再現されているようで、とても楽しい。もともとディテールに見所がたくさんある作品だから、こうして印刷物でじっくり見るとまた色々発見があるはずだ。
とてもうれしい。当分楽しめそうだ。

突然、ＥＮＯが聴きたくなった

週末、ｉＰＯＤでデレク・ジャーマン監督の昔の映画「Jubilee」のサントラを聴いていた。そのサントラ版はラスト２曲がブライアン・イーノのアンビエント系の作品で締めくくられる。久々に聴いたＥＮＯはやけに心に沁みた。それをきっかけに、今ＥＮＯを集中して聴いてみるとどんな気分になるのだろうと確かめたくて、アマゾンでCDを注文した。

大学生の頃、ＥＮＯはちょっと特別なアーティストだった。ＥＮＯのアルバムを持っていることは“いけてる”ロックファンの証だった。まあ、僕らのバンド仲間の間ではということだが。
今回、「アンビエント１／ミュージック・フォー・エアポーツ」「アンビエント２／ザ・プラトウ・オブ・ミラー」「ヒア・カム・ザ・ウォーム・ジェッツ」「タイガーマウンテン」の４枚を購入し、ＥＮＯをまとめて聴いてみたが、実に今風で普通にカッコいい。アンビエントシリーズの２枚は発売された１９８０年あたりよりもむしろ今のほうが環境的にフィットしているし、初期のロック２作は完璧にモード系で気持ちいい。
ちなみにWikipediaのブライアン・イーノの項はよく出来ている。現在もリアルタイムで活躍中である。今回、彼の作品を聴いてみればそれも当たり前か。

隅田公園も春近し

隅田公園をジョギングしていたら春の気配が顔を出していた。
ここは昨年の秋にコスモスが満開だった場所。
今朝は霜柱が立つ土の上にあちこちコスモスが芽吹いていた。春近しだ。
早く春が来るといいなあ。

浅草アンジェラスのサバリン

雷門のケーキ屋といえば、今から２０年くらい前はミカワヤ、ナガシマ、そしてアンジェラスの３店が私のお気に入りだった。しかし次々と閉店してしまって、今に残っているのはここアンジェラスのみ。
アンジェラスは雷門のオレンジ通りに面している。昔ながら重厚な佇まいの喫茶店で、黒々としたインテリアと、1階、中２階、２階と複雑な構造がちょっと普通じゃない雰囲気を醸し出す。
ここのケーキはみな懐かしい大きさとフォルム、そして子供の頃大好きだった、ふかふかしたカステラと、ねっとりした生クリームの食感が楽しめる。なかでもサバリンがいい。気取ったサバランではない。いかにもパンをくりぬいてクリームを詰め、甘い洋酒にたっぷり浸してある。買って帰る時、店員に「たっぷりお酒が入っているから、まっすぐに持って歩いてくださいね」と注意される。
私にとってはケーキ以上のケーキなのだ。

浅草ブラジルのコーヒー

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
久しぶりの更新です。
浅草の旨い店のご紹介。
浅草新仲見世通りの老舗の喫茶店「ブラジル」。場所は新仲見世通りとオレンジ通り（浅草公会堂の通り）の交差点。舟和の本店の斜め前。1階が靴屋の建物の階段を上がった２階にあります。
細長い店の真ん中にカウンターとガラス張りのキッチンがある明るい店。地元でお店をやっっている常連が多いようです。
コーヒーは写真のような厚手の可愛らしいカップで出て来ます。旨いです。またここは料理のメニューが充実しています。カツサンドとかナポリタンとかハンバーガーとか色々ですが、お薦めはチキンバスケット。私の大好物。鳥のたぶん胸肉をうすくカラッと揚げたチキンカツとバタートーストそしてレタスと酢漬け野菜がついています。今度写真で紹介しますが、ここでしか食べられないメニューだと思います。
私の浅草旨いものメニューの上位にランキングされています。