隅田公園を歩いていたら満開の紫陽花がとても美しかった。今日のような曇り空の日には、青い紫陽花の花はとくに輝くように空気によく映える。
隅田公園といえば春の桜が有名だが、紫陽花についても随分力を入れているようで、年々きれいな花が増えて行くように感じる。隅田公園の紫陽花に関して台東区のホームページで調べてみると、以下のような記事があった。ちょっと紹介する。
平成18年度からはアジサイを数年かけて約1万株植えるアジサイロード整備事業を始めています。区民らにも協力を呼びかけ、一株2,000円の寄付でアジサイの株主になってくれる人を募集したところ、平成18年中に行った一期と二期の募集で、区内外から793名、1,769株の申し込みがありました。これらのアジサイは、区が用意した5、000株とともにすでに植えられています。現在、公園緑地課では、1万株をめざして三期の株主を7月31日まで募集しています。
アジサイ株主は、20字以内で自分の思いを書いた銘板をアジサイ傍に設置できる。第一期株主の銘板には「台東区で仕事を営むこと54年、感謝を込めて」「この地に暮らした思い出、再会をアジサイに託す」「貴女と桜を愛でた地にこのアジサイを捧げます」「思い出の街浅草、紫陽花とともになお美しく」などがあり、浅草や隅田川、台東区への愛着や思い出にあふれています。
たしかに紫陽花の植え込みの横にたくさんの金属プレートを並べた碑が建っていた。
ようやく梅雨も本格的になってきた今日この頃だが、今年はとくに梅雨も悪くないなという気分になっている。雨もまた善しだ。
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