ついにこの時が来てしまった! 北方謙三の「水滸伝 十九 旌旗の章」が発売された。いよいよ完結編である。もうすでに毎号感動し、涙ぐみ、そして先月の十八巻では電車の中で隠れて(いやたぶん見られていた!)号泣した自分としては、いかにも終わってしまうのが惜しい。しかしこれは後に続く「楊令伝」の序章となる。現在刊行中の「楊令伝」は5巻目でもちろんハードカバー。これからどこまで続くのか検討がつかない。ここに踏み込めばまだ当分楽しめる。しかし1巻を手にすれば、どんどん深みにはまる。まさに行くも地獄、戻るも地獄。ううーん。
ところで今回の十九巻と一緒に北方水滸伝読本と称する「替天行道」が発売された。北方水滸伝の全てがわかる完全版読本ということである。もちろん即同時購入だ。なんと十九巻とこの「替天行道」を2冊買って応募すると文庫版完結記念プレゼントとして、「水滸伝MAP」と「特製ポストカード」がもれなくもらえるそうだ。
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