先日、上野の森美術館で開催中の「アートで候 会田誠 山口晃 展」に行ってきた。現代アートのツートップが上野に、ということで、天才的な画力を持つ二人の代表作が一挙に鑑賞できるナイスなアート展だ。
会田誠も山口晃も私がとても注目していたアーティストで、それぞれのアートブックも早々と購入して眺めて楽しんでいた。でもオリジナルの作品に接したのはお恥ずかしいことに今回が初めてだった。
上野の森美術館ということもありまた、現代アートということもあろうか、館内は比較的空いており学生がちらほらという、心地よい空間。二人の作品はそれぞれ別々のコーナーに背中合わせのように展示されている。そしてそれぞれ学生時代の習作から現在までの作品が順に並んでいる。もちろんお馴染みの代表作も出品されている。
なかでも私が大好きな会田の代表作「あぜ道」や「ジューサーミキサー」、「紐育空爆之図」を間近で見られたのがうれしかった。「ジューサーミキサー」があんなに大きな作品だったとは知らなかった。あと山口晃はほんとに絵が上手い。どのくらい上手いかというと大友克洋が琳派になったくらい。なかに山口が四天王を描いた作品があったが、あれは是非我が家に欲しいなあ。
当展覧会の概要は以下の通り、もうじき終わっちゃいます。
会場は上野の森美術館 (〒110-0007 東京都台東区上野公園1-2)
2007年5月20日(日)~6月19日(火) ※会期中無休
午前10時~午後6時 (入場は閉館30分前まで)
6月1日(金)、2日(土)、7日(木)~9日(土)、14日(木)~16日(土)は
午後8時まで開館時間を延長します。
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