ずいぶんと長いご無沙汰でございました。
じつは11月末に怪我をしたためどうにも気分が乗らず、今日まで更新もサボって気がつけば年末というわけ。
まだまだ台湾の話を書き続けようと考えていたのだが、もうかれこれ2ヶ月も前の話になってしまった。でもまあせっかく写真もあるし、ネタもあるんでまた続けてみたいと思っている。皆様おつきあいいただけると幸いです。
ということで、本日は台北の「耕読園」という茶藝館のお話。
「耕読園」はクンドゥーユェンとでも読むのでしょうか、台湾に数店舗展開するわりと有名な店で、鯉の泳ぐ池の周りに茶席があったり趣のある景色のなかでお茶が楽しめるということで、日本の観光ガイドブックにも何度も紹介されている。
今回訪ねたのは、台北の文林北路にある「耕読園 石牌店」。ここはインドアながら、店の真ん中に池があり鯉が泳いでいる。その周りに小上がりの畳の席や個室が囲んでいる。茶葉を買って、各自のお湯代を支払うところは、「耕読園」共通だ。
ただメニューを見て驚いた。メニューが「耕読園」ではないのである。別の店名が書いてあり、お茶請けも種類も少ない。一緒に行った妻は前回行った時は食事もお茶請けも種類が豊富で、メニューも全然違っていたといっていた。流行のM&Aなのだろうか?そう思って店内を見回すと、お客も我々の他、数組で活気もない。なんだか鯉の池も泡立って濁っているように見えるし、鯉も元気がないような。
茶道具は使い込んであるし、「耕読園」のマークも入っている。お茶請けにやっと選んだピーナッツケーキはやはり店名の型押しがしてあった。支払いの際にJAAのクーポンブックもちゃんと使えた。それでも帰る時には頭に「?」を貼付けて店を出て来たのであった。
誰かこの真相をご存知の方がいらっしゃいましたら、情報をくださいませ。
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