先日とうとうこの煮水器(湯沸かしポット)を購入しました。前から欲しかった華泰茶荘製の陶器の黒、アルコールランプで加熱するタイプです。
黒い大型のセットでテーブルにのせるととても本格的でプロっぽい感じが出ます。また電源コードがないのがすっきりしていて気に入っています。
アルコールランプなんて中学生の頃の理科の実験以来、何十年かぶりに火をつけました。
華泰茶荘のホームページによりますと、
日本でお馴染みの陶器ブランド“陶作坊”と協力して作り上げた、家庭ではもちろん、アウトドアでも、雰囲気のある美味しい中国茶を楽しみたい人のための、煮水器(お湯沸しポット)です。
現地では、陳年茶やプーアル茶を煮だすのに使う人もいます。価格は、一般よりやや高めですが、水切れ、手触り、扱いやすさ、持ちやすなどは、満点に近い水準です。トラディショナルな形なのに、どこか洗練された、すっきりと整った作品に仕上がっています。
煮水器の扱いやすさと水切れの具合によって、茶藝の動作の美しさが左右されます。
機能面だけでなく、日本人のセンスにあった色合いと、サイズを配慮した上で、1250度の高温で焼き上げた作品です。
ずっと気に入る煮水器を探していた方、良いものにこだわる方に、きっとご満足いただける作品として、おすすめいたします。
ポコポコと沸くお湯の音とともに、お茶の香りを聞き、味わいを堪能する。中国茶の奥深い世界をさらにお楽しみいただける茶道具です。
ということで、これひとつで我が家の茶藝生活もずいぶん充実したものになりました。
コメント