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今日は気分を変えて、日本茶と和菓子で茶藝を堪能してみました。お茶は神楽坂の「楽山」の抹茶入り玄米茶。お菓子は浅草雷門「龍昇亭西むら」の栗むし羊かん。このままではまったく、日本的なお茶とお菓子の時間なので、急須を思いっきり緊張感のある(単に小さいともいう)やつにしてみました。この急須に何度もお湯を注ぎ足して少しずつ飲んでいると茶藝な気分になってきました。
先日いった台北の回留(ホイリュウ)では、横に持ち手のついたいわゆる日本的な急須が沢山販売コーナーに出ていました。急須にぐい呑みなんて結構使えるのだろうなと思いました。
話は前後します。これは台湾へ行く前の話ですが、久しぶりに銀座の茶藝館「香韻(しゃんゆん)」へ行きました。今回はエレベーターの前の蛍光灯が割れていることもなく、スムーズに店内に入りました。女性ばかりのグループが3組ばかりいて、なんだか華やいだ賑やかな雰囲気でした。今回私が注文したのは、「鳳凰単叢蜜蘭香」というお茶といつもの三段重ねお菓子セット。メニューの解説を読むと、マスカットのようなフルーティーで上品な香りとふくよかな甘味が魅力的です。とかいてあります。さっそく飲んで見ると一煎目はたしかに解説通りの味と香りで感激しました。ただこのお茶は二煎目以降、段々と渋くなってきました。これも特徴なのだろうなと思いましたが、アンコールするほどのものではないなと。あと小さな発見がひとつ。三段重ねお菓子セットの一番上段は前回はヒヨコの形のカスタードのまんじゅうなのですが、今回はウサギの形でした。だからどうしたというお話ですがね。
台湾旅行記【3】台北の2日目は出発前から計画していた「奇古堂」へ。ここは高級な茶葉とオリジナルの茶器で人気のショップです。場所はMRTという地下鉄の忠孝復興駅の近く、福華大飯店のB1のショッピングモール内にあります。美術品が並ぶ高級骨董店のようなたたずまい、中に入ると品のよいマダムが一人、流暢な日本語でお茶を飲んで行きなさいとすすめてくれます。飾り物かと思うくらい小さく愛らしい西施壺にほんの1グラム程度、凍頂烏龍茶の茶葉を入れてふるまってくれました。たしかに上品なよい香りで美味しいです。私にもそうとう高いなとわかりました。そのお茶を飲みながら、マダムによいお茶と普通のお茶の違いをレクチャーされます。マダムの話は自信に溢れています。心地よく耳と脳に入っていきます。結局私は、凍頂烏龍茶、杉林烏龍茶、茉莉花茶とオリジナルの茶壺を買って帰りました。お値段はまあまあというところでありました。予定通り(?)のお買い物でしたね。ははは‥‥。そんなわけで、いつものように後ろ髪を引かれながら中正空港から成田へ向けて飛び立ったというわけでございます。また行くぞ台湾!
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