日本で初めて茶藝館に行ったのは、横浜中華街の「悟空茶荘」。関帝廟のすぐ近く、どこかなつかしい”上海レトロ”の空間です。1Fは中国茶・茶器・雑貨のショップで、2Fが茶藝館、ゆっくりと中国茶やお菓子、食事を楽しめます。
店自体は前から知っていたので、その日もカラフルはお茶筒など買って、ちょっと2Fへ上がって一服しようということに。そこで注文したのが、思い出の台北「紫藤庵」で感動した凍頂烏龍茶の上物。「悟空茶荘」の凍頂烏龍茶はこれまた見事な茶器セットで登場しました。とくに感動したのはかわいいかぼちゃの形(菊の花の形?)をした茶壺(ちゃふう)。一服目を淹れてくれたお店のお姉さんの鮮やかな手つきとあいまって、それはそれは美術品のように見えました。もちろん帰りに1Fの売り場で即購入です。この日から僕の茶器購入のエンジンは始動しました。
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