浅草六区から伝法院通りに向かう道は最近では「六区通り」と称するらしい。化粧レンガで舗装されたきれいな道で、両側には飲み屋や饅頭屋など飲食店が多く並ぶ。この通りの名物(?)は、街頭のポールに取り付けられた浅草ゆかりの喜劇人達の写真行灯。六区側から、三波伸介や牧伸二や浅香光代などなど。そのなかに「予約済」という白い看板がある。場所は「捕鯨船」という黄色い看板の飲み屋の真ん前。「煮込みぃ〜しかぁない〜、クジぃラぁやのぉ〜」と自らが歌う、修業時代の思い出に登場する店。店も前には「鯨(ゲイ)を食って、芸を磨け」と粋な文句が書いてある。言わずとしれたビートたけしのスペースだ。死んだら飾ってねということだ。いかにもらしいエピソード。
もうしばらく歩いて行くと最後の1枚が東八郎。その写真のなかに息子でAZUMAXこと東貴博がちゃっかり差し込まれている。すごく若い頃の写真のようだけど。これはこれでAZUMAXらしくて、笑えるのだ。
今日、このあたりを歩いていて感じたけど浅草は随分人がたくさん来るようになった。TXのおかげなのか、マスコミでたくさん紹介されているせいか、行列のできる店が随分ある。今日は競馬がない日だが「煮込み横町」の店はどこも大入りだった。活気が戻って来たな。
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