先日、久々に実家からベースギターを持ち出した。1978年に買ったミュージックマンのスティングレイベースだ。製造からもう30年経っていることになる。ちょっとしたヴィンテージだ。
10年ばかり前に一度オーバーホールに出したがその後はずっとケースにしまいっぱなしだった。たまには触ってみようと思って抱えてみたが、もう電気回路がボロボロで音なんかでないと覚悟してたが、内蔵アンプの電池を交換するだけで、持ち前の野太い音が出た。
すっかり感動してしまって、部屋に運び込んでそれから毎日弾いている。といっても今はバンドをやっている訳ではないし、年齢とともにジャズ好きになっているので、一丁フォービートのランニングベースに挑戦するかという気分になって、テキストを買って読み始めた。
昔はロックばかり、それもパンクとかニューウェーブ(古いなあ)体力勝負な曲が好きだったので、ちゃんと勉強していなかった(別にトニックと5度でオーケーだったからね)、コード理論を今になって色々知る事になって、毎日が新鮮な驚きだ。
バンドに狂っていた時代もうちょっとこんな知識があったら、俺のベースラインもずいぶん変わっていたろうななんて‥‥。まあ、でも人生的にはなぁーんにも影響なかっただろうな。
でも、結構楽しい。いい音だし。
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