横浜中華街の悟空へ行った。2階の茶藝館は満席で待つ事約20分。相変わらずの大繁盛。暑いにも関わらず工夫茶を楽しむ女性グループ多し。
私の本日の注文は「明前 梅家塢龍井茶」。今年の春茶ということだ。梅家塢というのは初めて飲んだが、何でも西湖の対岸の地域でやはり龍井茶の名産地らしい。
龍井茶といえば緑茶でさわやかで若い風味が特徴。茶葉の姿かたちは、きれいな緑色の茶葉が押しつぶされたように平べったく乾燥している。これは殺青と呼ばれる発酵を止める処理を通常の蒸気ではなく、 熱した釜に押しつけて行うから。
悟空での供され方は、クリスタル製のロックグラスに茶葉を入れ、やや冷ましたお湯を茶海でグラスの縁からゆっくりと注ぎ込むというもの。茶葉にお湯が直接触れると渋みが出やすくなるので、そっふちから流し入れます。ちょっと理科実験を思い出す緊張感が新鮮でありました。
お味はすっきりと清涼。外の暑さを忘れさせる一服となりました。
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