先週の土曜日に久しぶりに横浜中華街の「悟空」へ行きました。
12月というのにポカポカと暖かい日で、関帝廟通りは人人人の大盛況でした。そんな日なので「悟空」の二階の茶藝館もにぎわっていて、華やかな雰囲気。私はプーアル茶のセットを注文して、待つことしばし、やや大きめの茶壺と茶杯で、茶海は無しというシンプルなセッティングで登場しました。
その茶壺が問題なのです。はじめは何か艶のない無気味な感じで嫌だったのですが、よくよく観察すると、萎びた柿、いや林檎か梨かなあ、そして蓋の部分が本物そっくりの椎茸なわけです。茶壺の表面の素材感まで、森に地面に落ちて朽ちた果物に茸が生えたというそのままの姿なのです。
気に入って絶対買おうと階下のショップを覗いたのですが、売ってないわけです。残念!せめて写真でも撮っておけばと思ったのですが、後の祭り。幻の茶壺となりました。
おそまつ。
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